【ブラタモリ紹介】蔵王温泉共同浴場(山形県山形市)話題の立ち寄り湯を徹底解説

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こちらの記事では、2025年11月1日には、NHK『ブラタモリ』で紹介される蔵王温泉(山形県山形市)の共同浴場の魅力を詳しくご紹介します!

蔵王温泉とは?

東北を代表する名湯・山形県の蔵王温泉。

上湯共同浴場
出典:蔵王温泉マウンテン&スノーリゾート

 

蔵王温泉は、標高880mの高原地帯に広がり、強酸性の硫黄泉と美しい自然景観が魅力です。

そんな蔵王温泉の中でも、ひときわ温泉通に人気なのが「共同浴場」。

実はこの温泉街には、どなたでも気軽に利用できる3つの共同浴場と複数の立ち寄り湯施設・足湯が整備されており、日帰りでも存分に温泉情緒が味わえます。

こちらの記事では、蔵王温泉にある3つの共同浴場「上湯」「下湯」「川原湯」の魅力を、地元目線と観光目線の両方から徹底紹介します。

源泉かけ流し、風情ある浴室、そして蔵王らしい乳白色の湯…。この機会に、ぜひ“湯の町”の空気を味わってみませんか?

【上湯共同浴場】アクセス抜群、温泉街の玄関口

蔵王温泉の共同浴場のひとつ、「上湯(かみゆ)」は温泉街のメイン通り沿いに位置し、観光のスタート地点としても立ち寄りやすい浴場です。

蔵王温泉バスターミナルから徒歩約3分という立地の良さもあり、日帰り利用の観光客にとってもっともアクセスしやすい施設といえるでしょう。

建物は木造のレトロな造りで、外観からも温泉情緒が漂います。

内湯のみながら、ややコンパクトな浴槽にたっぷりと注がれるのはもちろん源泉かけ流しの湯。

強酸性の硫黄泉が特徴で、蔵王らしい乳白色のとろみあるお湯が肌を優しく包み込みます。

料金は大人300円、小人100円と手頃で、営業時間は朝6時から夜22時まで。

観光の合間や宿のチェックイン前にも利用しやすく、リピーターも多い人気の浴場です。

洗い場や石けん類は設置されていないため、短時間の“ひとっ風呂”を楽しむのにぴったりです。

観光案内所からも近く、はじめて蔵王を訪れる方にはまず足を運んでほしい立ち寄り湯です。

【下湯共同浴場】観光とあわせて楽しむ立ち寄り湯

「下湯(しもゆ)」共同浴場は、上湯から歩いて数分、温泉街をぶらりと散策しながら訪れたい立地にあります。

蔵王温泉のシンボル的な温泉神社や足湯なども近くにあり、街歩きとセットで楽しむのに絶好の場所です。

建物は落ち着いた木造平屋で、地元住民にも親しまれている風情ある空間。

湯船は上湯よりもやや広めで、開放感があります。

もちろんこちらも源泉かけ流しで、泉質は同様に強酸性の硫黄泉です。

湯面は乳白色にやや緑がかった色合いで、蔵王の自然を感じさせる美しい湯です。

大人300円、小人100円という料金体系、営業時間は6時〜22時と上湯と同様で、観光ついでにふらりと立ち寄れる気軽さが魅力的です。

地域の方が日常的に使う“生活の湯”でもあるため、訪問の際は静かにゆっくりと楽しむのがおすすめです。

神社参拝や食べ歩きの途中、冷えた体をぽかぽかに温めてくれる、癒しの立ち寄りスポットです。

【川原湯共同浴場】足元湧出の源泉を体感できる希少な湯

蔵王温泉の3つの共同浴場の中で、最も温泉ファンの心をくすぐる存在が「川原湯(かわらゆ)共同浴場」です。

温泉街の中心地から少し外れた静かな場所にあり、観光の後半に立ち寄る方も多い“知る人ぞ知る”スポットです。

この浴場の最大の特徴は、「足元湧出(あしもとゆうしゅつ)」と呼ばれる湯の供給方式です。

なんと浴槽の底や壁面のスノコ状の部分から直接、温泉が湧き出しています。

空気に触れることなく湧き出たばかりの湯を、ダイレクトに体感できるという、まさに温泉マニア垂涎の貴重な体験が味わえます!

浴槽はコンパクトながらも、エメラルドグリーンに乳白色を帯びた美しい湯が特徴で、温度は適温。湯の香りも豊かで、深く癒されます。

2025年11月1日より、川原湯では浴場の「左右が男女で入れ替え」され、以後は恒久的にこの配置で運営される予定です。
これまでと入り口の男女表記が逆になるため、初めて訪れる方は特にご注意ください。

静かな空間でじっくりと湯と向き合いたい方に、ぜひおすすめしたい一湯です。

蔵王温泉 共同浴場 基本情報一覧

以下に、3か所の基本情報をまとめました。

名称 住所 電話番号 営業時間 入浴料金
上湯共同浴場 山形県山形市蔵王温泉45‑1 023‑694‑9328 6:00〜22:00 大人300円/小人100円
下湯共同浴場 山形県山形市蔵王温泉30‑2 023‑694‑9328 6:00〜22:00 大人300円/小人100円
川原湯共同浴場 山形県山形市蔵王温泉43‑3 023‑694‑9005 6:00〜22:00 大人300円/小人100円

※全施設:通年営業、備え付けロッカーなし(湯船から見える範囲に収納可)

蔵王温泉に宿泊すると、共同浴場の利用券をもらえることがありますのでチェックしましょう!

共同浴場は、タオルやシャンプー・コンディショナーなどのアメニティはありません。

おすすめの持参グッズをのちほどご紹介します。

蔵王温泉へのアクセス

蔵王温泉へのアクセスはこちら。

電車・バスでのアクセス:
JR山形駅から山交バス「蔵王温泉行き」に乗車し、約40〜45分で終点・蔵王温泉バスターミナルに到着します。

そこから温泉街までは徒歩5分ほどです。

車でのアクセス:
山形自動車道「山形蔵王IC」から国道13号線および県道21号線を経由して約40分。

温泉街には複数の有料・無料駐車場が整備されており、共同浴場巡りにも便利です。

共同浴場のマナーとおすすめグッズ
共同浴場は温泉設備と異なり、あくまでも地元の方が利用する場所です。

利用のマナーとおすすめグッズをご紹介します!

蔵王温泉でのマナーを押さえよう

共同浴場は、観光客だけでなく地元の方々の日常にも根付いた「生活の湯」と言えるところです。

そのため訪れる際は、一般的な温泉マナーに加えて、地域の文化や空気感への配慮がとても大切です。

まず、洗い場は設置されていないため、シャンプーや石けんの使用は禁止されています。

そのため、体を洗ったり髪を洗う目的での長時間利用には向いていません。

あくまで「湯に浸かって楽しむ」場所であることを理解し、

もし洗い場が必要な場合は、近隣の有料立ち寄り湯(すのこの湯 かわらやなど)の利用がおすすめです。

また、湯船に入る前のかけ湯は必須です。

身体を清めてから静かに湯船に入り、他の入浴者と気持ちよく共有できるようにしましょう。

大きな声での会話や写真撮影もマナー違反とされています。

そして、蔵王温泉のお湯は強酸性です。
金属製のアクセサリー類は変色の恐れがあるため、必ず外して入浴してください。

タオルを湯船に入れるのももちろんNGです。

入り口で脱いだ靴は所定の場所に整頓するなど、気配りを忘れずに。

地域と訪問者が気持ちよく温泉文化を共有できるよう、小さな心遣いが旅の満足度を高めてくれます。

共同浴場に持っていきたい便利グッズ

蔵王温泉の共同浴場は、リーズナブルに“本物の湯”を楽しめる反面、設備面はとてもシンプル。

そのため、日帰り入浴を快適に楽しむためには、事前の準備がカギとなります。

準備したいアイテムはこちら。

おすすめ準備アイテム
  • タオル(フェイスタオル+バスタオル)
  • 髪ゴムまたはシャワーキャップ
  • ビニール袋や防水ポーチ
  • 保湿クリームや化粧水

まず必須なのが、タオル(フェイスタオル+バスタオル)です。

受付での貸し出しや販売はない場合が多いため、あらかじめ用意しておきましょう。

使用後に濡れたタオルを入れるビニール袋や防水ポーチもあると便利です。

ドライヤーがないため、髪をぬらさないようにするのがおすすめです。

髪の長い方は結ぶためのゴムやシャワーキャップを準備しましょう。

脱衣所にはロッカーがなく、貴重品の管理は自己責任となります。

財布やスマホは最小限にまとめるようにしましょう。

また、蔵王の湯は強酸性のため、入浴後は肌が乾燥しやすくなります。

保湿クリームや化粧水のミニボトルを持参しておくと安心です。

冬季は路面が滑りやすいため、滑りにくいサンダルや履き替え用の靴下などもおすすめ。

もし連湯を楽しむ予定なら、軽量の着替えセットやドライヤー付きの宿・施設の併用も計画に入れておくと快適な湯めぐりが叶います!

ちょっとした準備で、温泉時間はもっと心地よく楽しむことができます。

身軽だけど抜かりない旅支度を楽しんでみてください!

まとめ|蔵王の湯を味わい尽くす日帰り旅へ

山形県・蔵王温泉の共同浴場は、温泉通にとってはまさに“源泉体験の宝庫”です。

旅館に泊まらずとも、極上の湯に気軽に触れられるのがこの町の魅力です。

共同浴場はそれぞれに個性があり、湯の色や温度、雰囲気にも違いがあるため、湯めぐり気分で全てを体験してみるのもおすすめです

旅館ではゆっくり滞在派の方も共同浴場で湯めぐりを楽しむのはいかがでしょうか?

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最後までお読みくださいましてありがとうございました!

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